攻撃のデータ量を効率的に削減可能なIntegral Propertyについて

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作   者：

芝山直喜;  五十嵐保陸; 

作者机构：

東京理科大学; 

关键词：

Integral attack;  Attack equation;  Integral property;  攻撃方程式;  頻度分布;  Piccolo;  積分攻撃;  Frequency distribution; 

期刊名称：

電子情報通信学会技術研究報告. 情報通信システムセキュリティ. Information and Communication Systems Security

i s s n：

年卷期：

2024 年 124 卷 124 期

页   码：

90-95

页   码：

摘   要：

積分攻撃は共通鍵暗号に対する汎用な攻撃法の一つであり，データの集合の性質に着目した暗号解読法である．そこでは，まずデータの集合の性質を分類したIntegral Propertyを用い，その伝搬調査から積分特性を探索する．そして，一般的に出力集合のXOR総和が0となる性質を利用し，鍵に関する攻撃方程式を立て，これを解くことによって鍵回復を行う．本稿では，頻度分布を用いたIntegral Propertyを導入し，その性質が攻撃方程式に利用可能な場合，従来よりも効率的に鍵の特定が可能となることを示す．また，その適用例として，ブロック暗号Piccolo（縮小版）に対する鍵回復攻撃の実験結果を述べる．...