A novel chemical moiety triterpenoid AECHL-1 isolated from root bark of Ailanthus excelsa having the structure:アイラントゥス・エクスケルサ(Ailanthus excelsa)の根皮から単離され、抗癌性を有し、種々の形態の腫瘍の治療において注目すべき活性を示し、特異性を有し、明確な起源を有し異なるp53状態の4種の腫瘍細胞系(B16F10マウス黒色腫、PC3ヒト前立腺癌、MCF-7及びMDA-MB-231ヒト乳癌)の成長を阻害し、以下の特徴を有するIR、NMR及び質量スペクトル、すなわちIR(KBr):3425、3419(ヒドロキシル基)、2972、2966、2923、2873(アルキルC-H伸縮)、1733(δラクトン)、1718(ビアセチル)、1680(アルケンとのC=O共役)、1652(-C=C伸縮)、1600(芳香族)、1492、1454、1394(メチル伸縮)、1222(δラクトン)、1184、1110、1051、1031(アセタール)、1018nm(アルカン)【化1】を有し、化学シフトは、δ目盛のppmで示されており、sは単一線、dは二重線、tは三重線であり、質量スペクトルは、以下の主要なピーク:二量体形成によるm/z:1068を示し、実際の[M+]は、543.8、463.3[M-C4H1O2]、461.4[M-C4H2O2]、459.4[M-C4H4O2]、361.2[M-C9H11O4]であると考えられた、EI及びES質量スペクトルによって示されているように、分子式C29H36O10を有する、融点248~250℃の固体である、新規な化学部分トリテルペノイドAECHL-1。